2/25、26日の両日に渡って行われた第35回保裕旗少年剣道大会。遠くは広島、岡山から選手を向かえて全国大会の様相を呈してきました。高校玉竜旗大会も最初は福岡県の有志が始めたものらしく、それが全国に波及していきました。したがって、予選も無く希望の高校は申し込みだけで大会に臨むことが出来ます。参加自由ですが、九州の剣道レベルが高いだけに、この大会で上位に進むことは、公式の全国大会で上位に進出できる実力が証明されることにつながります。その価値観が全国に波及しつつあります。
さて、 川崎町は少年を対象にした大きな大会を年 2回も実施しています。核になるのは、森安修道館という 1道場ですが、40年になろうかという活動実績の中で多くの人材
が育ち、有形無形の環境が育っています。選手のみならず、審判団も田川を始め北九州地区から出てもらっています。
交流は行ったり来たりすることに意味があります。森安修道館の選手は、色々なところに試合に出向き中々良い成績を残しています。そのことが良い宣伝となって、森安の大会ならで出てみたいという権威のようなものが醸成されていると思います。
実はこのことが、田川の街づくりのヒントになるのです。
田川を見渡してみても、こうしていまだに成長を続けるイベントはほかに考え付きません。素晴らしいことです。このごろは関係者のぼやきも少なくなり、達成感を感じられるようになりました。
高校の玉竜旗では福岡に集結する選手は相当数に上ります。
その経済効果は大なるものがあります。
この保裕旗大会も2日間にわたるので、宿泊してまで大会に参加するチームもあると聞きます。この大会をけっして途絶えさせてはなりません。なぜならく、高校玉竜旗剣道大会の如く色々な意味で田川に無くてはならない催しであることは間違いないからです。
元森安修道館後援会長
櫻井英夫 (剣道5段)
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