2002年にAVEXが氾濫するCDの違法コピーや違法な配信・交換に対応するために採用したコピーコントロールCD。
その後ソニーはレーベルゲートCDを発売し、各レコードメイカーも追従していった。
このコピーコントロールCDは、パソコンでデータの読み取りが出来ないようになっていたが、一部のハードでは難なく読み取りが出来たり、又逆に再生が出来ないプレーヤーや異音を発生したりと、非常に評判の悪いCDであった。正確に言うとこのディスクは、コンパクトディスクでは無い。コピーコントロールCDをお持ちの方は、プリント面に“Compact DISK”のロゴが無いのに気づかれただろうか?
コンパクトディスクの規格外商品なのだ。
その後、ソフト的にコピーガードを外すフリーウェアソフトが出回り、実質的にコピーコントロールが意味の無い物に成ってしまった。また時代は音楽配信の需要が高まりパッケージ商品離れが加速しつつあるためか、各社ともコピーコントロールの廃止を決めた。
今でも、WinyやLimuWire等で違法に著作権のある音楽や映画を配信または受信している人が多く見受けられるが、もちろんこれは全て違法行為なので気をつけたほうがいい。コピーコントロールを諦めたレコードメーカーは、こういった違法行為を取り締まる作に出てくるかもしれない。
パッケージ商品を販売している私どもとしては複雑な思いだ。やはりアーティストを愛し応援している人達は、パーケージ商品を購入している。
ところで、表題の件だが、ソニーが過去に発売したレーベルゲートCDを廃盤にし、再度通常のコンパクトディスクとして再発売するようだ。やはり音的にもハードとの相性も問題が多いためだろう。各社とも同じような動きになるのではないだろうか?
店頭からコピーコントロールCDが消えてしまうのも時間の問題のようだ。
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