田川市立後藤寺小学校: 2006年6月アーカイブ

初めての田植え

tomohiro
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13日に三男が田植えを経験した。毎年、川宮の農業家、松崎さんとJAの有志の皆さんがボランティアで子どもたちに総合的学習の一環として5年生を対象に田植えを経験させてくれている。秋になれば収穫も経験する。
そして、取れたもち米で餅つきまで体験させてくれるから、これほど子どもたちにとって楽しくて為になる体験学習は無い。
特に今の子どもたちは、食と言えば加工されたものばかり食べているし、食材は生産者が精魂掛けて愛情を込めて作っていることなんて思う機会も無い。

松崎さんは、後藤寺小学校の校区外であるにも関わらず、毎年この活動を続けて下さっている。また、JAの協力者の皆さんに頼っているだけでは申し訳ないので秋の収穫の祭には保護者も協力に行ってほしいものだ。

私もこの日は田植えに挑戦してみたが、裸足で泥を踏むのは案外気持ちの良いものだ。
泥んこになったのは、子どもの時以来かもしれない。
息子や他の子どもさんたちと一緒に田植えを経験して愉しいひと時を過ごさせてもらった。

もちろん、現在は機会植が殆どだから手植えは、教育的効果を狙ってのものだ。
子どもがどのように感じたかは、作文を書いているようなので是非読ませてもらいたいものだ。

昨日は、三男が通う田川市立後藤寺小学校の運動会。
我が校の運動会は、開始から終わりまで全てが、どの演技を見ても感動する。子どもたち元気いっぱいの歌声で始まり、終わりの整理体操に至まで誰一人と気を緩めることなく、一生懸命に演技する。
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我が子以外の競技を見ていても直向きな子どもたちの姿についつい応援をしてしまう。

圧巻は午前中演技の最後を飾る、5・6年生全児童による組体操。
我が校は、女子も含め全児童で取り組んでいる。
「新世界」や2001年宇宙の旅のテーマでも使われた「ツァラストラはかくかく語りき」等の荘厳な音楽をバックに後藤寺小学校の“くすの木”をモチーフに種が割れ大きな木に茂るまでを組体操で表現する。





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運動場中央には、くすの木を表現した6年生男子による5段のタワーに挑戦。タワーの中心と周りには男子教師が万が一に備え配置している。
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1度目のチャレンジで失敗。タワーは3段目が持ち上がらず崩れてしまった。場内から“もう一度”の声があちこちから上がる
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2度目のチャレンジも4段目が持ち上がらず失敗。場内からは“もう一度”のさらなる声援が上がる。そして3度目のチャレンジ。「あわてずに!」「がんばれ!」「もう少し!」あちこちから応援のかけ声が・・・、4段目が上がろうとしてなかなか立ち上がれない。「がんばれ~!!」全会場の声援を受け立ち上がった。そしてついに5段目がおそるおそる立ち上がる。「やったー完成だ!」児童も大人も場内から割れんばかりの拍手が鳴り止まない。

今年も大きな感動を子どもたちに貰った。
駆けっこが遅い子も一生懸命に走っている。
遅い子ども一所懸命に一緒に走ってくれるから、1等賞の子も喜びを味わえる。
負けて悔しくたって最後まで投げ出さずに一生懸命走るからみんなに大きな拍手を貰える。

教頭先生が言ってました。
後藤寺小学校の子どもたちは飲み込みが早い。こちらの言っていることをちゃんと理解して直ぐに次の行動に移れるから、たった一ヶ月の練習期間でもこれだけ立派な演技が出来る。
子どもたちの集中力は凄いですよ。
もっともっと大きな可能性を秘めていると思います。

これだけ素晴らしい子どもたちを指導してくれている先生方の陰の努力の成せる技ですね。

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