母も病気で入院中ですし、私が福岡なのに二人兄弟の弟は鹿児島と遠方な為、全て準備を私がする必要があり、葬儀の生前見積もりを取ってみました。
多少でも皆さんの参考になればと思い、おおよその費用をお知らせします。
葬儀費用もカタログを見ると実に廉価なものから高額なものまで選択肢を用意しています。日本消費者協会が2003年に行った調査によると、全国平均は198万円(宗教者へのお礼の48.6万円は含まない)だそうです。葬儀を出すのにも相当な出費が必要です。
私の場合、最低限の費用で済むよう安価な物にしました。
ご参考までに費用をお教えします。 2社、見積もりを取りましたが、今回、葬儀をお願いした天平会館の見積書にある一般費用です。
祭壇¥500000(¥300000~¥1000000)ここの会館は、とても良心的に見積もりを立ててくれ、尚且つ¥10000を払って事前に会員になるという条件で¥914600から更に会員割引をしてくれました。
遺体搬送費¥20000(距離による)
寝棺¥70000(¥70000~¥500000)
葬具一式¥22000
骨壷¥8800(¥8800~¥50000)
ドライアイス¥20000
遺影写真¥38000
バックライト写真¥10000
司会者¥40000(通夜・葬儀)
アシスタント¥30000
企画運営費¥30000
出棺霊柩車¥30000
水道光熱費¥50000(2日分会場費)
後飾り祭壇¥20000(自宅用祭壇)
貸し布団¥10000(2日分)
トラベルセット¥1500(歯ブラシ等)
表示板設置¥15000
合計¥914600
その他費用として 会葬礼状、通夜礼品、会葬礼品が人数分¥250000
精進あげ、初七日料理代、部屋代¥180000
神主へのお礼(神道のため)¥150000(仏葬は別途戒名料¥100000~¥1000000)
火葬料¥20000
等が別途必要になります。
もう一社に、上記とほぼ同じ内容で見積もりを取りましたら、個々の価格には差があるものの、トータルした値段は、あまり差がありません。ここの会社も互助会制度があり母が弟名で積立をしていたため、それを利用するとここよりは、ずっと安くなります。
しかし、腑に落ちないのが、天平会館が¥900000で見積もった内容のものが、他社では、一般価格合計が¥1800000と言われ、会員割引で半額の¥900000といわれた点です。下駄を履かせすぎと思いませんか?
結局、選んだのは、少々高かった天平会館の方です。選定の理由は、担当者が誠意を持って対応してくれたことと、価格設定が良心的と感じたからです。葬儀の代金は、その殆どがサービス料です。価格以上に対応してくれる人の誠意を選びました。
結果として、天平会館を選び、大変満足しています。
先ず最初に感心したのは、通夜の前の晩に弟家族が夜中の1時に会場へ到着したのですが、当直の職員が、文句も言わず起きて待っていてくれただけでなく、弟たちの荷物を持って部屋まで運んでくれました。
また、父は視力を失う前はカメラマンでしたので、若い頃に撮った写真が多数出てきたものですから、場内に展示をお願いしましたところ、直ぐにやってくれました。
また、通夜明けの朝、親戚に新鮮な野菜を食べてもらおうと、私が朝市で買ってきたところ、それを「こちらで切りましょう」と、お願いもしていないのにカットして皿に盛ってくれました。
また、父にささげるレクイエムを知り合いの歌手に急に頼んで葬儀の途中に歌わせていただきましたが、快く対応してくれました。
極めつけは、通夜祭の後、お供えしていた鯛を裁いてお造りにして頂き親族皆で食べることが出来ましたし、10日祭の後も鯛を食べやすいようにと裁いて持ち帰りが出来るように準備してくれました。板前さんが居る葬儀場なんてホントに驚かされました。
これらの対応が、一人の担当者ではなく、全ての従業員の心配りが徹底して成されていたことです。
もしかしたら他社でも同じような対応をしてくれたのかもしれませんが、今は、天平会館を選んで良かった、父も満足してくれていると心からそう思っています。
丸山 一朗
心よりご冥福をお祈りいたします。
文面を読ませていただいて誠に同感です。
ただ、残念なのは料金だけ申しますと天平会館は田川地区では高いほうです。まだ安い葬儀会館はございます。ただ葬儀は料金だけではなくご奉仕、つまりご遺族に対する心配り、ここが大切だと思います。なぜならば、ご遺族は大切な方を亡くした直後であり、看病疲れ、睡眠不足、もろもろ非常に心身ともに疲れた状態であります。その心を癒しつつ、対外的に立派な葬儀ができれば、なりよりだと存じます。私はそれが出来る葬儀社を目指しております。よろしければ、お問い合わせ下さい。
選ぶのは自由です。しかし、知ることは大切なことだと思います。
Tomohiro
丸山さん
始めまして?かな
丸山さんもさぞ個人と残された遺族の為に親身になってくれる葬儀社を経営されていることでしょう。
その後、知人が親御様を亡くされた時に病院から「木村君のお父さんの葬儀をした葬儀社を紹介して」と電話を貰いました。直ぐに葬儀社に電話して病院に駆けつけて貰い後の段取りをしてもらいました。
葬儀社を紹介した経験は初めてでしたが、翌日の葬儀終了後に「ほんとに皆さんに良くして頂いた。紹介してくれて有り難う」と言ってもらえました。
実はこの葬儀社にはご縁を感じ、今でも公私共にお付き合いをさせて頂いてます。
葬儀社も選ばれる時代になって来たようです。丸山さんの葬儀社はどちらか存じませんが、故人のこの世の最後の餞になるような葬儀をしてほしいです。
頑張って下さい。