:福岡県内のビッグプロジェクト考察

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九州の雄、わが県福岡。
福岡は4つの圏域に別れている
 1 福岡地区
 2 北九州地区
 3 筑豊地区
 4 筑後地区
この中で海を持たないのが筑豊。産業の大切な柱の漁業を欠いている。
福岡空港、北九州空港、九州新幹線、高速道路、筑豊を除く3地区にはそれぞれ整備されている。これらのインフラはあたかも筑豊を避けるように整備されている。
 福岡地区 このほど完成した国立博物館。目の前に迫ってい   
        るオリンピック誘致。空港の異説問題。数々のビッ  
        グプロジェクトを推進している。
 北九州地区 北九州空港開設。ハブ空港として特色を出そう  
         としている。小倉の再開発も福岡に負けじと進ん 
         でいるように思う。
 筑後地区 九州新幹線、高速道路の交通基盤を核に、南 
        九州の中継地として存在感を示している。
         ビッグプロジェクトについては聞かれないが、久留  
         米を中心とした政治力の結集が進んでいる最中  
         です。
 筑豊地区  平成の合併でようやく昔の殻から抜け出す機運
        が生まれようとしている。
         どうしてもノスタルジックな過去を引きずる面がぬ
        ぐいきれない。
         温故創新は伊藤田川市長の座右銘だが、これ
        を市民運動、地域運動につなげたい。
         ここにビッグプロジェクトを明記できないのが残 
        念。
         そこで提案、 
          食料備蓄基地の建設
          県庁移転 
          国立国際支援センター建設
         など、県、国のプロジェクトを提案、誘致する。
 色々な講演会、新聞、政治家の公約でも余り聞かないテーマであろう。荒唐無稽な話ではないのにどうして話題にすら上らないのだろうか。
 先般、田川市が開催したシンポジュウムでも私は会場から食料備蓄基地の提案はさせていただいた。
 九州国立博物館の建設には聞くところによると、岡倉天心が
提案してから100年後に実現したとか。現代筑豊田川に生きるわれわれは何を提案すればよいのか。今後、筑豊田川は100年も1000年も続くのです。何もしないでも時は過ぎ行く。
 今から何を提案し、行動を起こしていくのか考え、そして発表していきたいものです。     
 少なくとも田川住民がやらなければならないのは、県内各地区との連携、競争です。指をくわえていては、遅れをとるばかり。
その旗振りは政治がするのです。果たしてと今そんな政治が行われているだろうか。

              元代議士秘書
              前川崎町議会議員
              地域リーダー養成塾2期生
                櫻井英夫