赤坂小梅を語る集い

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今年は、炭坑節を民謡調にして世に広めた赤坂小梅さんの生誕100周年。
そして誕生日の今日、出身地の川崎町で「赤坂小梅を語る集い」が開催された。
親族やゆかりの人が思い出を語り、また創作炭坑節の披露などが行われた。

皆さんが知ってる炭坑節は、まずこの赤坂小梅さんが歌ってる民謡調炭坑節と思って良い。

炭坑節には、ルーツがあり、原曲はご存知の炭坑節のように踊り用の曲ではなく、明日に望みを持って明るく生きよと歌った炭坑作業唄であった。

数多くの炭鉱作業歌がある中で、炭鉱労働者のみならず広く一般に親しまれていったのが現在残る炭坑節である。

源流の炭坑節他、炭鉱仕事唄から赤坂小梅さんの炭坑節まで収録した「炭坑節の源流 香春岳(かわらだけ)から見下ろせば」がコロムビアレコードから発売されている。

今、赤坂小梅さんの生誕100周年を記念してドキュメンタリー映画の製作が計画されている。制作費は約2千5百万円でスポンサーが集まりつつあるが、まだまだ足りない。完成するかどうかは住民パワーに掛かっている。
田川の財産を後世に伝えていくモーションとなり得るこのプロジェクトを是非成功させたいものだ。