櫻井英夫: 2005年12月アーカイブ

横綱朝青龍の涙

tomohiro
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一年6場所全部優勝という相撲界初の大記録を打ち立てた蒙古の怪物横綱朝青龍。
今日の特集で、地元力士魁皇に勝ったときの涙の訳を語っていた。館内に沸き起こる大魁皇コール、満身創痍の魁皇、地元福岡出身の身、圧倒的多数が魁皇に勝ってもらいたいと願うその雰囲気を感じながら、インタビューではあえて会場にたった一人の人が自分朝青龍青に声援を送ってくれていると感じた、と言う。
たった一人とは誇張と思うがおそらく悔しかったに違いない。外人力士、そして圧倒的強さが日本人の嫉みを買う。彼は、そのことを十分自覚しながら孤独に耐え、悪役を演じなければならない境遇を甘受する覚悟を決めていた。が、あの魁皇コールでそこまでしなくてもいいじゃないかと思ったに違いない。強過ぎるが故に冷たい、薄情、横柄、威張っていると陰口をたたかれる。
かつての北の海を例に出して、圧倒的な強さで一匹狼を貫きたいと宣言していた。相撲の美学、勝負の美学をそこに見る想いがした。あの涙は嬉し涙だけでは説明できない。朝青龍自身もわからないと思う。それだけに自然な涙だったように思う。
 私も、東京から土地勘の無い田川に移住し、地元の人さえ尻込みする田川の政治に足を踏み入れ、熱心に政策課題に取り組めば取り組むほど嫉まれる、挙句の果てに選挙妨害され2期目の落選。地元の壁の厚さ、朝青龍が感じたであろうよそ者の悲哀を私もまた感じている。
 田川の政治に新風を吹き込むとき、波風がおきる。今角界に朝青龍がいなかったらどうなっていたか、日本人だけの力士だったらどうなっていたか。相撲人気は失われおそらく廃れるだけでしょう。相撲と言う一つの文化とエンターテイメントが消失してしまっている。朝青龍の活躍は彼個人の功績にとどまらない。相撲文化の救世主として偉大な存在といえないか。
 朝青龍の根性を見習って次の選挙に臨みます。
どうぞご支援ください。
  次の統一地方選挙は19年4月です。
       平成17年12月31日 

                 前川崎町議会議員
                    さくらい英夫

毎月1回第一日曜日に行われている座禅の会。
場 所 糒月の輪園裏の宝光寺本堂。
時 刻 午前6時開始 7時終了
参加費 無料
新年は1月8日の第2日曜日

今年の香春の梅祭りで初めて歌った「田川燦燦と」。この曲は
金田の竹崎昇造さん88歳の原作で、私が曲をつけました。田川の炭鉱の今昔を綴った長い詩ですが、炭坑節のメロディを前半にもって行き最初はブルース調にまとめてみましたが、年配の方が評価してくれるので炭坑節の乗りに変化させました。
この10ケ月ぐらいで2000人ほどの方に聴いて頂いています。
タイトルの命名は書芸術家の大塚抱節先生。私のCDアルバムいつかまほろばのタイトルを揮毫してくれた先生です。
田川燦燦とは色々な方の想いがこめられた田川の新しい炭坑節です。どうぞ聴きにきてください。
       
     さのよい祭り
  と き 12月25日
  ところ 田川文化センター
  出番 午後1時ごろ
                  シンガーソングライター 
                      さくらい英夫

田川では大手と言われる建築事務所を定年退職され、余生を暫く建築設計で世の中に貢献していこうとしているのが
 竹崎幸雄先生です。
手抜き設計、偽装設計で建築設計の業界は信用失墜、大混乱状態ですが、結構いい加減でアバウトな業界だから信用できる設計士が必要とされます。
 人間性で選びたい、そんな方には竹崎先生が最適。設計料も相談に乗ってくれますよ。

 将来、新築、増築、改築をお考えの方はご連絡ください。

いつかまほろばのCDアルバムを発表してから1年がたちました。おかげさまで全国の知人友人が記念に引き取ってくださり、完売いたしました。
再来年をめどに2枚目のアルバムを発表しようと新曲を作ってきました。さくらい英夫以外にも詩を書いて下さる方々が続々と現れ、急ピッチでメロディを考え、編曲に努めました。
皆さん偶然にも命をテーマにした詩がそろいましたが、考えてみればさくらい英夫自身が常に命をテーマにした曲を作ってきましたから、皆さんそのことを承知して書いてくれたものと、うれしく思います。
 このごろは、人間の命が軽んじられているような気がします。
 殺人が日常茶飯時の事件となり、まるで戦国時代に戻ってしまったかのようです。
 こんな世相ではいけません。こんな世相を黙認、容認、あきらめてはいけません。
 さくらい英夫は命の大切さを歌に乗せて訴えていく運動をさらに進めていきます。
 心ある方々のご理解とご支援をお願いいたします。
 CD アルバムは、今回収録した歌をもっともっと歌いこんで再来年吹き込みなおして発売したいと思っています。
 早めに入手したい方にはデモCD でよければお譲りいたしますのでご連絡ください。。

アルバムタイトル「命の歌」
1田川燦燦と▶試聴する
2輝く明日へ▶試聴する
3愛する君よ▶試聴する
4筑豊の花▶試聴する
5筑豊の花尺八編▶試聴する
6命の花彼岸花▶試聴する

         シンガーソングライター
              さくらい英夫

塾で殺人が

tomohiro
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学校で起こるのだから、塾で起きたとしてもおかしくない。こんな不謹慎な発言が飛び出しそうですが、残酷、哀れな事件です。
 私はかねてから生徒に話してきました。一人の人間には必ず悪魔と天使が住んでいる。どんなきっかけで天使が悪魔に、悪魔が天使になるのかを。それをいかに理性でコントロールするのかを。
 考えてみれば人間は何億と言う精子のただひつとの精子が生存競争に生き残って生命が誕生する。命を欠けた戦いは生命の遺伝子の中に組み込まれた宿命である。
 命を奪うことは食欲の本能と一体的なものでないかと考えます。ただひとつ絶対に奪ってはいけないのは人間の命である。と言うことをしっかり教え込んで置かないと、命を奪うと言う本能が何らかのきっかけです発現してしまう。
 皮肉にも物事の知識を教える教育機関の塾で殺人が起きた。命の大切さ、してはならないことを塾ではほとんど教えていないと思う。
 私の塾は常日頃から道徳、倫理、政治、宗教のことを話題にしている。学校で、家庭で封印され、無視されている分野だからこそあえて話題にしているのだか、生徒によっては余計なことと嫌がる人もいる。塾は、学校以上に地域に開かれていない。水商売的なところがあり、塾開設者の人間性、講師の力量など世間にはまったくわからない機関、存在です。
 このごろ、建築確認の検査機関の信用性が疑われているが、勝手気ままに開設可能な塾は何を根拠に信頼したらよいのか、その辺のところが全く議論されていない。
 少なくとも私、英光学院は自分から自身や学院を世間にさらして評価に耐えうるよう努力しているつもりです。
 講師採用についても、人間性が1番、学力、指導力は2番。なぜなら学力は経験と慣れですぐに対応できるが、人間性は、その人の過去や歴史にまでさかのぼらなければなりません。即戦力として、有望なのは人間性なのです。
 塾長の私が常にこのことを心がけることが何より大切だと思っております。

                   個別指導英光学院
                     塾長櫻井英夫

この言葉を初めて田川で聞いた時、大きな衝撃を受けた。
田川ってそんなところか。
川崎町で町議会に出ることを決意し、安宅の山頂から池尻まで
一軒残らず訪問しようと考えたが、安宅のショ鼻、地元の古老から出端をくじかれた。よそ者が馬鹿なことをことをするな、帰れ。
 しかし、結果は奇跡的な当選となった。東京から10年前に移住した人間が田川、川崎で政治に参加するなど無謀と言う。
市議、町議にしても当選を確実にするためには地盤、支援組織が不可欠。それを持たない候補者は、所詮お金をどぶに捨てる泡沫候補で笑いものになるだけ。
 前回の統一地方選挙。再選を期して臨んだが、まさかの落選。
再来年の統一地方選挙をにらみ再び安宅の山頂からあいさつ回りを開始したが、7年前と同様に地元の人間しか相手にせんよ。と口角泡をとばされた。
 この強烈な地元意識、田舎根性こそ利益誘導の政治風土を形成する。議員は地元代表であれば資質は問われない。こんな人が当選するのと首をかしげるケースが多見されるのは、強烈な地縁血縁の結びつきによるものです。
 さて、白鳥工業団地にトライアル進出がきまった。田川市長の大手柄。焼却場建設を断念し、食料品加工企業誘致に成功した。
白鳥に工場が建って,腹を立ててはいけませんよ。市長の成功をやっかんではいけませんよ。素直に喜びましょう。
 この嫉みそねみ、村根性とどう向き合うかが私の選挙戦です。
田舎の政治改革は長老支配の意識を変えなければ前に進みませんし、有力企業は心配で心配で進出してきませんね。
 意識改革、政治風土改革を良識ある方々で是非とも。

来年早々の香春町町長選挙をかわきりに、福智町町長選挙そして、再来年の統一地方選挙に突入していく。
国政は、衆議院が今年解散になり自民党が異常な程の大勝利。他党の存在感の薄さは半ばあきらめさえ感じられた。小選挙区制度は政策を競う選挙だそうだ。したがって、与党の政策を批判するだけの選挙戦のあり方、政党は小選挙区では中々勝てない。スキャンダル、失策の少ない小泉政権は実に安定している。
国はいい。野党が少数でも、第3の野党のマスコミ、アメリカがいる。地方政治はどうか。地縁血縁のがんじがらめで、ダイナミックな変化は起こしようもない。誰がなっても良い。国の体制さえ変わらなければ、地方は地方自治の体裁さえ整っていれば人材の資質は問わない。そんな傾向があるような気がしますが、どうでしょうか。
 若者よ、地方議会に立たとう。名誉職、利益代表、利権誘導そんな地方政治から国政のように政策を議論する、議員提案でどんどん条例を作っていけるほんとの地方自治、地方議会にしていきましょう。
                前川崎町議会議員
                    さくらい英夫

私の流行語大賞

tomohiro
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マスコミが注目した流行語大賞が発表されたが、政治をも左右するマスコミ。その功罪をしっかり認識し、流れに乗れているのが小泉総理、堀江モン、みのもんたなどなど。
 さて、私個人の今年の流行語大賞は
さしずめ
 いつかまほろば
 久保誠三郎
 竹崎昇造
 尺八
 シンガーソングライター
 Eーメール
 米寿
 街頭宣伝
今年の報道は小泉総理の動向に特化したが、来年はどんなことがは流行でしょうか。

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